2017 TOYOTA Gazoo Racing 86/BRZ RACE PROJECT REPORT VOL.3

季節も本格的な梅雨シーズンに入り、天候の変化の多いこの時期のレースは、TEAMにとって戦略を立てる難しい季節になります。2017年86/BRZ RACEも早くも中盤戦に入り、第4戦の舞台は、岡山県の美作市にある岡山国際サーキットで7月1日・2日の日程で開催されました。

コースの特徴は、2本のストレートと11のコーナーを組合せたテクニカルなコースで、コースと観客席も非常に近く、レースの迫力が感じられる特徴になっています。 1日に行われた公式予選では、事前の天気予報では雨の予報でしたが予選の時間になると雨はあがり、走行ラインは完全にドライコンディションのスタートとなりました。参加台数が多数の為2組に分かれての予選になり、各チーム・ドライバーはグリッド上位を目指します。予選1組トップは、現在ポイントランキングトップの#771の菱井選手が、1′53″817でトップタイム。 #703花里選手(埼玉トヨタ)は計測2週目で1′54″375で1組4番手。10分後に行われた2組で速さを見せたのが、#38神谷選手(ネッツ中部)が1′53″759までタイムを伸ばし2位の菱井選手の0.05秒差で初のポールポジションを獲得しました。花里選手は両組の合算で8番グリッドを獲得し上位を狙っていきます。

無事に予選終えた埼玉トヨタですが、この岡山ラウンドでは初日からABSのトラブル症状が連発してコースアウトをしてしまい、予選前日までまともセットアップが出来ない状態のまま、作業に取り組む数時間を過ごす事となってしまいました。

現場のエンジニア・他チーム・遠く離れた本部と連携をとりながらなんとか復旧。 夕方の最後のセッションでギリギリのセットアップ走行が可能になり、走れることの喜びやチームワークの重要性を皆が感じられた時間でした。

翌日の決勝スタートは、午前11時35分。気温も30度を超える完全ドライコンディションでのスタートとなりました。ポールポジションからスタートした神谷選手は無難なスタートを決めて1コーナーをトップで通過。しかし、5番手集団付近でクラッシュが発生し、1周目からSC(セーフティカー)が導入され4週目のリスタートまで続く状況に。花里選手も序盤のクラッシュを目の前にしながらうまく切り抜け7番手よりリスタートへ。

 

#38神谷選手と#771菱井選手の2台は、53秒台のラップで後続を引き離しながら周回をしていき2台のバトルへ。

3位以下の上位陣も54秒台の前半で周回を続ける展開へ。

終盤はコースの一部で雨が降り出し8周目には菱井選手が神谷選手との差をコンマ4秒まで縮めるが、路面状況の悪化でとらえる事はできませんでした。

12周を周回し、最終的には神谷選手が菱井選手に1.6秒の差を付けてトップチェッカー。

ポールトゥウィンでクラブマンシリーズ初優勝を飾りました。2位は#771菱井選手3位には#84橋本選手が入り表彰台を飾りました。

花里選手もSC中のアクシデントでマシンにダメージを負いながら、執念の走りを見せてファイナルラップで失速した#75手塚選手をパスに成功。5位でチェッカーをうけ、今シーズン初入賞をしました。

更に前期・後期モデル混走レースの中で上位陣が後期モデル独占の中、前期モデルでの最上位のBEST OF ZENKI賞も受賞しました。

今回の岡山ラウンドでは、車両のトラブルが続き困難な状況下におかれました。どんな時でも諦めない気持ちがTEAM内に浸透していて、気持ち的にも技術的にも良い経験を積むことが出来ました。

中盤戦を良い形で乗り切り後半戦に繋げていきたいと思います。今後とも埼玉トヨタ・エンドレスチームの更なる応援宜しくお願い致します。

 

-RACE RESULT-

Rd.4

RANK Driver Car name Total time Gap
1位 38 神谷裕幸 N中部ミッドレススノコ86 27′01″240 -
2位 771 菱井將文 CUSCO BS 86 27′02″879 1.639
3位 84 橋本洋平 カーウォッチBS86REVO 27′13″196 11.956
4位 500 小野田貴俊 ネッツ東埼玉ワコーズED86 27′14″756 13.516
5位 703 花里祐弥 埼玉トヨタ・エンドレスYH86 27′15″269 14.029
6位 75 手塚祐弥 栃木スバルBSBRZ P.MU 27′15″601 14.361
7位 121 今橋彩佳 トミカネッツ兵庫BS86R 27′20″736 19.496
8位 710 朝日俊光 ラルグ水戸86 27′21″424 20.184
9位 77 上野 浩 オートサービスボンバー86 27′23″769 22.529
10位 126 庄司雄磨 OTG AREA 86 27′24″400 23.160

 

2017 SERIES POINT RANKING

RANK NO.

Rd

開催地

決勝日

決勝台数

完走

第1戦

もてぎ

4/3

45台

40台

第2戦

AP

5/7

35台

35台

第3戦

富士

6/4

45台

42台

第4戦

岡山

7/2

 

 

第5戦

第6戦

十勝

7/29

7/30

第7戦

富士

9/2

 

 

第8戦

SUGO10/1

 

 

第9戦

鈴鹿

10/22

 

第10戦

TGRF

11/26

 

1位 771 菱井將文 11 21 14☆ 16           62
2位 38 神谷裕幸 16 13 3 23☆◎           55
3位 84 橋本洋平 14☆ 12◎ 16 13           55
4位 500 小野田貴俊 21 17☆ 0 11           49
5位 126 庄司雄磨 1 22◎ 2           25
6位 703 花里祐弥 6◎ 4 9           19
7位 758 岩本佳之 0 7 7 1           15
8位 710 朝日俊光 7 2 1 4           14
9位 16 大久保仁 3 9           12
10位 130 松井宏太 11             11

☆ポールポジション ◎ファステストラップ

※クラブマンクラスは有効ポイント制が採用されており全10戦中の獲得ポイントの 高い5戦のポイントが採用されます。