開幕戦のツインリンクもてぎ戦から約２ヶ月のインターバルを経て、前半戦のポイントでもある 第3戦が富士スピードウェイにて６月３日～４日の日程で開催されました。第２戦のオートポリス大会（大分県）のエントリーを見合わせ、この富士スピードウェイに照準を合わせる戦略をとり上位を目指します。

エントリー数が毎年の様に増え続けるこの富士大会、今大会のクラブマンクラスは　　９０台の大量エントリー。プロクラスのエントリーを合わせると１２５台の８６・ＢＲＺが集結、晴天の富士は盛大なレースウィークとなりました。今年のクラブマンクラスの一番の注目でもある前期型と後期型の混走レース。後期型のセットアップも熟成されつつ、本領が発揮される大会と予想されました。

３日（土）に行われた１５分間の予選は９０台を２クラスに分けてのスタート。台数が多い為、いかにクリアなラップをとれるかが決勝グリッド上位への条件となります。　　

埼玉トヨタ、花里選手は予選スタートから少し時間を空けてのスロースタート作戦をとりタイムアタックを開始します。1組トップタイムを記録したのが第２戦（オートポリス大会）を制した♯771菱井選手が２′７″１１０でトップタイム。＃７０３花里選手は２本のアタックをしましたが、２′７″４６６で僅かに及ばずクラス4番手で予選を終えました。

２組ではネッツ東埼玉の＃６００小野田選手がコースレコード記録したが、コース外走行の判定でタイム抹消という波乱がおき最下位へ、２組のトップは＃８４橋本選手となり、１組と２組の合算グリッドで、埼玉トヨタ花里選手は７番グリッドの位置から決勝上位を狙います。

 

翌日の４日（日）の決勝も晴天に恵まれ、ドライコンディションのレース。

ポールポジションの＃７７１菱井選手を先頭に無難なスタートがきられ決勝の１０LAPへ。3周目まではトップ集団は順位の変動のないレース展開。＃７０３花里選手は１コーナーの進入で＃７５８の岩本選手に抜かれてしまい、１つポジションを落とし中盤へ、後方からレースペースを上げていったのは、4番手スタートの＃１２６の庄司選手でした。５LAP目のヘアピンでトップを走る＃７７１菱井選手のシフトミスの間にトップに立ち、後続の＃８４橋本選手も最終コーナーで菱井選手の攻略に成功して2番手へ。

そのまま、1秒前後の差をつけて＃１２６庄司選手がトップチェッカー。見事、８６ワンメイクレース初優勝を飾りました。2位に橋本選手、3位に菱井選手、4位は5番手スタートの松井選手が入り、5位には１０番手スタートから追い上げた＃１６大久保選手が入りました。

一方、＃７０３花里選手はポジションを一つ落としながらも抜きつ抜かれつのバトルを続けましたが、及ばず８位でチェッカー。シングルフィニッシュを果たしました。注目のモデル対決では表彰台は、後期モデルが独占しましたが、ABSの不具合等課題は山積していてまだまだ、モデル別対決は今後も注目のポイントです。

 

-RACE RESULT-

Rd.3

Best Lap #126　庄司雄磨　2′07″043

 

2017　SERIES　POINT　RANKING

☆ポールポジション　◎ファステストラップ　　　　（有効ポイント制　５戦）

 

第３戦　サポートエンジニア

ふじみ野店　梅村エンジニアリーダー

ありがとうございました

 

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